2017/02/17

「ふるさと納税、過熱にクギ 総務相「改善検討」」(日経3面)

 

ふるさと納税の制度について、改善が検討されているという記事です。

改善については、僕もお客様にあるかもしれませんと話をしていたので、やっぱりかという印象です。

記事にもある通り、自治体が寄付金で得た税金の使い道についてはなんの規制もないため、寄付金を得るための返礼品が高額化してきたり、先日なんかは役所の公務員に特別手当を出すというちんぷんかんぷんな自治体までありました(当然却下されましたが)。

都市から地方への税収の移転が目的として始まった制度ですが、使い道については何か規制を設けた方が良いですよね。

記事によれば、15年度の寄付額は計1,653億円あったみたいですが、なんとその内793億円が返礼品調達に使われたみたいです。

利用した人にとっては出血大サービスみたいな話ですね。

これがさらなる問題を生みそうなんですが、ふるさと納税は利用者が自分のところの自治体に払う住民税を他の自治体に払うんですよね。

で、それの減収分は、国が75%を補填してます。

国民全員で納税したものを、ふるさと納税利用者に還元される、そんな構図になります。

さらに、ふるさと納税は高所得者ほど利用が出来ます。

ということは、利用してない、もしくは利用できない低所得者を含む全員で納税したお金が、高所得者にまわっているという事になってしまいます。

悪いとはいいませんが、仕組みはあまり知られていないと思いますので、これを知った国民はどう思うのでしょうか?

以上を踏まえ、おそらく近いうちにふるさと納税の制度については、大幅に改定があるんじゃないかな~と思っている次第でございます。

 

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