2017/01/26

「基礎的財政収支、20年度黒字化は困難に 赤字拡大8.3兆円」(日経新聞1面)

 

第二次安倍政権が2012年に発足した際に掲げた、「2020年に基礎的財政収支を黒字化にする」という国際公約が難しくなってきているという記事です。

主要因は16年度の税収が円高で落ち込んでしまったためであり、2020年度の赤字が昨年7月の試算より2.8兆円膨らみ8.3兆円になってしまいました。

20年度に残る8.3兆円の赤字を消費増税で解消するには、税率を約13%までひきあげないといけない計算です。

ただ、既に2度延期をしたため20年度までの消費増税は、既に予定している19年10月の10%への引き上げに限られます。

そもそも政府の試算では、高い経済成長が前提です。

驚く事に、長期金利は2020年度に2.6%になる計算です。

そんな事が可能でしょうか?

現在、日本の長期金利は約0.08%です。

ここから3年で、2.5%も上昇するなんて事が本当にありえるのでしょうか?

結論から言えば、ありえません。

そもそも、長期金利が2%以上あったのは1997年以前の話です。

もしその水準まで金利が上昇する事になれば、経済活動は間違いなく滞ります。

やはり高い経済成長が前提となるため、可能であると踏んでいるのでしょうか。

正直謎です。

ただ、インフレを起こして経済成長を一時的に加速させるには円安にするという手段もあります。

円安にしていければ、今回落ち込んでしまった税収も持ち直す事が出来ます。

2020年度まで、基礎的財政収支の黒字化を諦めないとなれば、今後ますます円安政策を強めていくかもしれませんね。

僕らとしては円安になるのは大歓迎なのですが、今後の政府の動きを見守りたいと思います。

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