2017/01/22

「自由貿易 視界不良 NAFTA再交渉へ、企業北米離れも」(日経3面)

 

トランプ政権が2017年1月20日発足致しました。

20日の就任演説では「米国第一」を繰り返し、経済・外交政策の抜本転換を訴えました。

就任演説では早速、TPPからの離脱と、NAFTAについても再交渉する事が明言されました。

トランプ大統領は実業家という事もあり、「米国第一」を掲げる以上、これ以上赤字を垂れ流すのは許せないといった所ではないでしょうか。

自分が赤字会社の社長であれば、先ずは黒字にしようと思うのは普通ですしね。

そもそも米国はなんとなく景気の良いイメージがあるかと思いますが(少なくとも日本よりは)、貿易赤字を気にしないといけないのでしょうか?

ここで、米国の貿易赤字がいつからだったのか調べてみました。

貿易赤字というのは、「輸出額-輸入額」で算出可能です。

世界経済のネタ帳」というサイトで調べた所、なんと1980年以降、一貫して赤字になっておりました。

経常収支で見ると、たまに黒字の時もあるのですが、これは確かに見直す余地はあるのかもしれません。

ついでに日本も見てみると、赤字幅も少ないですし、黒字の年も多くあります。

為替の影響もやはりあるみたいですね。

トランプ大統領の話では、TPPは離脱するが、2国間での交渉をしていくみたいです。

皆で仲良くお互いに良い条件で貿易をしようなんていう事は全く求めてなく、米国の優位性を最大限に活かし、とにかく貿易収支の黒字化という意気込みを感じられます。

NAFTAについても、メキシコに工場を移転する企業に35%の「国境税」を課すと発言し、関連企業から不安の声があがっています。

特に自動車業界では、日本のトヨタを名指しで非難するなど、各企業も対応を迫られており、今後のトランプ大統領の発言に注目が集まります。

そもそも米国の自動車輸入関税は原則2.5%のため、いきなり35%へ引き上げるというのは驚きますね。

しかし、2.5%を超えると世界貿易機関(WTO)協定違反となるため、簡単にはいかないでしょう。

ただトランプ大統領は、NAFTAからの離脱にも言及しており、こうなれば世界にまたがるサプライチェーンは大混乱に陥ります。

さすがにNAFTA離脱はないと思われますが、関連企業や各国が米国第一のために交渉を迫られるのは間違いないでしょう。

米国第一という考えはむしろ良いのかなと思うのですが、世間で言われているようなただの「破壊者」ではなく、米国をはじめ世界の「救世主」となるような、そんな大統領であってくれる事に期待をしていきたいですね。

 

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