2017/01/16

「混合介護解禁、東京・豊島地区で 家族向けサービスも一体提供、17年度にも」(日経新聞 1面)

 

介護保険と保険外サービスを組み合わせる「混合介護」が2017年度中にも東京都豊島区で解禁される見通しとなりました。

「混合介護」が提供されていくと、利用者に対する介護サービスがより充実するとの事です。

さらに同居家族にも、サービスを一体提供出来るようにするとの事で、介護者にとっても、サービスを使いやすくするというものです。

介護保険のサービスは、原則1割負担で利用出来るようになっています。

現行のサービスでは、最低限のサービスしか受けられないため、今後訪問介護の需要が高まるのであれば、必要なものではないでしょうか。

これにより、問題とされている介護従事者の賃金改善や新たなサービスの導入が見込まれるので、介護従事者にとっても、利用者にとっても非常に嬉しいお話です。

一方、解禁されると事業者が保険外の高額なサービスばかり優先したり、保険内の介護を十分に提供しなくなるという懸念もあるみたいです。

ただこれは、介護事業者の「モラル」の問題でもあります。

お金儲けが出来るからやる仕事なのか、社会貢献が出来るからやる仕事なのか。

僕が居た証券会社も、お客様に良い資産運用を提供したいなんていう志を持った人間は皆無で、いかに会社のために手数料を稼ぐかを考える集団でした。

手数料があがりそうであれば、リスク商品は好んで買います。

それで下落すれば、いつかは戻りますと言い、いずれ転勤。

どんなビジネスでもそうですが、やはり利用者目線、最低でもWIN-WINになるような、そんなビジネスをやらなければ歪みを生じます。

今回の「混合介護の解禁」についても、事業者に対する厳しい規制を設け、利用者がおかしいと思う事はすぐに意見を吸い上げられるような環境を作り、よりよいサービスが提供されていく事を望みます。

いつの時代も騙されやすいのは高齢者です。

間違っても高齢者詐欺などの温床になりませんように。

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